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筆者が廃墟に興味を持つようになったのは、1988年2月東京・銀座のINAXギャラリーで開催された、宮本隆司氏の写真展「九龍城砦」を見学してからである。この写真展では、まだ当時現役として利用されていた香港・九龍城の内部を、クールなモノクロ写真で淡々と紹介したものであったが、天井を這うダクトと水道管、壁を埋め尽くした電線、迷路のような廊下といった非日常的な光景には一種異様な迫力があり、たいへん強い印象を受けた。この写真展に感化され、筆者も「廃墟」すなわち「日常生活から
打ち棄てられた風景」に興味を覚えるようになる。 ところで、当時それほど話題にならなかった廃墟趣味ではあるが、その後廃墟の写真集が相次いで出版され、廃墟特集を組んだムックも発売される等、廃墟探索が一種のブームとなってきてしまった。そのうち、心霊スポットや肝試しスポット等を面白半分に紹介するものまで出て来るに及び、現状の廃墟趣味が以前とはやや異なった方向になってしまったことは、非常に残念である。筆者は、ブームになってしまうと、とたんにシラけてしまうタイプなので、最近は廃墟探訪にもあまり行かなくなってしまった。 さて、このコーナーでは、筆者が今まで訪れた廃墟、廃村、廃風景をご紹介する。中には既に各種メディアで取り上げられた有名な廃墟もあるが、多くは旅先で偶然発見したものだ。いずれも、今となっては完全に打ち捨てられ、誰からも見向きもされない場所であり、そこがまた大きな魅力となっている。掲載された物件の中には、まだ実用として使用されており、廃墟とは言えないものもある。しかし、その雰囲気が廃墟的であるものは、現役のものでも掲載している。よって、このコーナーの名称は「廃墟系」となってい る。
徹底した合理化と管理体制、大量生産と効率一辺倒のこのIT時代において、人知れず朽ち果てて行く構造物を前に、諸行無常の感に浸るのも、たまには良いのではないだろうか?
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| 六合廃村 (1999年10月) |
| 西軽井沢廃病院 (1999年08月) |
| 信濃追分付近の廃車ヤード (1999年08月) |
| 九段下の廃アパート(竹平寮) (1999年12月) |
| 猫鼻温泉跡 (1998年10月) |
| 葛葉峠付近の揚湯ポンプ塔 (2001年05月) |
| 塩尻市の旧車ヤード (2000年03月、2002年04月) |
| 山形県尾花沢市の廃工場跡 (1999年08月) |
| 鎌倉の廃屋 (1999年04月) |
| 池袋都営住宅 (2002年12月) |
| 九段下ビル (2002年12月) |
| 九段下ビル【最終撮影】(2011年11月) |
| 奥羽本線峠駅旧駅舎跡 (1999年08月) |
| 信越本線丸山変電所跡 (1998年09月) |
| 吾妻町立岩島第一小学校廃校 (2002年09月) |
| 天城湯ヶ島金山廃坑 (2003年03月) |
| 大沢里宮ヶ原の廃バス (2003年03月) |
| 大滝ランド跡 (2003年03月) |
| 府中基地跡 (2003年04月) |
| 関東村跡地 (2003年03月) |
| 根岸競馬場一等観覧席跡 (2003年04月) |
| 向ヶ丘遊園モノレール跡 (2003年03月) |
| 細倉鉱山住宅 (1999年08月) |
| 奥多摩湖ロープウェイ (2003年04月) |
| 帝國産金興業大仁鉱山跡 (1999/01、2003/03) |
| 日窒鉱山 Part1/Part2 (2003年04月) |
| 秩父の廃墟系2点 (2003年04月) |
| JR吾妻線郷原駅付近の廃屋 (2003年04月) |
| 法師温泉付近の廃トラック (1999年06月) |
| 旧国道135号廃道 (2003年03月) |
| 新地蔵峠付近の廃バス (1999年10月) |
| 中外鉱業清越金鉱山廃墟 (2000年01月) |
| 熱海サボテン公園ロープウェイ跡(2002/08、2003/04、09) |
| →熱海サボテン公園ロープウェイの詳細情報ページ |
| 熱海の再開発(2003年09月) |
| 同潤会鶯谷アパートメント(1999年01月) |
| キャンプ・ドレイク跡地(2003年08月) |
| 駒沢給水所配水塔(2004年01月) |
| 西武鉄道安比奈休止線(2004年01月) |
| 葛草連(くんぞうれ)と大草連(おおぞうれ)(1999年10月) |
| 香港九龍城砦(1992年05月、1993年03月) |
| →香港九龍城砦画像アーカイヴ(1993年03月) |
| 東京都水道局大谷口給水塔(2005年06月) |
| 小金井市立上水公園管理棟(2005年06月) |
| 旧日立航空機立川変電所 (2004年01月) |
| 中国北京編 Top Page(2004年10月) |
| →東単地区 #1 |
| →東単地区 #2 |
| →地安門東大街地区 |
| →崇文門地区 |
| 同潤会青山アパートメント (2002年12月) |
| JR上越線土合駅下りホーム (1999年06月) |
| 同潤会三ノ輪アパートメント(2003年01月) |
| 交通博物館跡(2006年8月-2010年5月) |
| 鉄道総研国立研究所引き込み線(1999年08月) |
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