増上寺山門。三解脱門(さんげだつもん、重要文化財)という。戦災をまぬがれた建物で、元和8年(1622年)建立の二重門(重層で、各層に屋根が付く門)。

■増上寺 (2014/05/15)

 打合せで御成門に行く。せっかくだからと、増上寺にお参りしてきた。増上寺は浄土宗のお寺で、正式名称は「三縁山広度院増上寺」と言う。山門である三解脱門を入ると、東京タワーを背景に大殿が見え、絵葉書のような写真が撮れる。そのため、外国人観光客の人気スポットにもなっている。

 山門の三解脱とは、この門をくぐることによって、三毒(3つの煩悩、即ち貪、瞋、癡)から解脱できると言われているため。煩悩が3つどころか数万個有る筆者にとって、どれほどの効果があるのかは不明。大殿内部には、御本尊の阿弥陀如来の他に、脇仏として法然上人像、善導大師像がまつられている。

 境内に入ると、日比谷通りの喧騒がウソのように消える。さらに大殿に入れば、静謐な空間が出現する。大殿内部はかなり暗い。本尊阿弥陀如来像の周囲には、目にも鮮やかな装飾が配されている。

 無病息災を真剣にお祈りしてきた。ステージ4の癌患者なので、今回ばかりはかなり本気を入れての参拝である。

 余談だが、御成門は日本近代初等教育発祥の地でもある。地下鉄の出入り口に、記念碑が建っている。明治3年に設立した6つの小学校のうち、第一校である源流院が、この御成門の地に建っていた。源流院の大元は、増上寺子院であり、江戸初期から有ったそうである。意外と歴史が深い。


東京タワーを背景に、増上寺大殿を撮影。もう、お約束とも言える観光写真である。事実、この角度からカメラを構える外国人観光客が多数見受けられた。大殿は昭和49年(1974年)の再建。


静謐な雰囲気に包まれた大殿内部。中央に位置するのは、室町期に造られた御本尊の阿弥陀如来坐像である。きらびやかな装飾がスゴイ。

焼香台から見た御本尊様。

脇仏の高祖法然上人坐像。

脇仏の高祖善導大師坐像。

御成門の駅近くにある「日本近代初等教育発祥の地」の記念碑。

「日本近代初等教育発祥の地」の説明文。
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増上寺の山門から大殿へと向かう。(動画)




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