環状第二号線新橋・虎ノ門地区工事現場。虎ノ門から新橋方向を見たところ。都心なのに、よくこれだけのスペースを確保できたものだ。

■環状第二号線新橋・虎ノ門地区 (2013/05/10)

 仕事柄、虎ノ門の特許事務所へは足繁く通っている。今日も打合せのため、虎ノ門に行く。少し時間が早かったので、「環状第二号線新橋・虎ノ門地区開発工事現場」を見てきた。同プロジェクトの詳細については、ここに掲載されている。

 このプロジェクトは、新橋と虎ノ門の区間に地上と地下の二層構造の道路を整備するものだそうだ。環状第二号線は、神田佐久間町から赤阪を経由し、虎ノ門まで通じていたのだが、虎ノ門と新橋の区間は建物が密集していることもあり、開発がずっと停滞していた。この環状第二号通線は、最終的には有明まで延伸されるそうである。

 ところで、虎ノ門のような建築物密集区域で、今さら道路なんか造れるモンだろうか?普通に考えると、そんな余地は無さそうに思える。というワケでさっそく見学だ!行ってびっくり。ちゃんと出来つつあるではないか!道路建設予定地の地権者の合意を得るのが、さぞかしタイヘンだったと思われる。

 この区間の環状第二号線は、最終的には二階建ての道路になるそうだ。まだイメージは湧かないものの、工事現場では虎ノ門から新橋まで、一直線で見渡すことができた。そして、虎ノ門地区には、現在オフィスと住居、店舗を兼ねそなえた高層複合ビルが建設中だ。この辺の風景も随分と変わってきたものである。


虎ノ門街区に建設中の高層ビル。オフィスや住居、商業施設が入るそうだ。でもって、このビルの地下には、環状第二号線が貫くという構造になっている。スゲエな。。。
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建設中の虎ノ門街区高層ビル。ほぼ完成に近い。

オマケ。この近辺には、かつて有名だったこの会社のビルも有るヨン!詳細はこちら。

施行地区の航空写真
(東京都都市整備局市街地整備部制作の「環状第二号線新橋・虎ノ門地区」紹介資料より抜粋

 虎ノ門からの帰りは渋谷を経由する。ヒカリエから東急百貨店東横店を撮影した。このビルも、再開発で近いうちに無くなってしまう。外出ついでに、こうした解体間近の建物を記録しておくというのは、筆者のささやかな趣味である。人間ってのは忘れっぽい。あれだけ街に馴染んだ建物も、解体され更地になった後は、何があったかすぐに忘れてしまう。。。


渋谷ヒカリエから、東急百貨店東横店を撮影。

同じく渋谷ヒカリエから、今はもう使われなくなってしまった、東急東横線渋谷駅舎を撮影。側面にあった広告が、全て取り外されている。



 渋谷ヒカリエから、東急百貨店東横店を出発する地下鉄銀座線を撮影。


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