調布飛行場ターミナルビル前の駐車場に佇む500。背後に管制塔が見える。良く見ると、管制塔のガラスに、13時40分発、新中央航空307便 ドルニエ 228-212の機体が写り込んでいる。

■調布飛行場 (2013/04/15)

 ややもすれば厭世的な筆者は、突然の衝動に駆られて俗世間から逃れたくなり、逃避行へ出ることにした。人が居なくて自然に恵まれ、手軽に行ける場所は無いだろうか?そうだ!「神津島」辺りなら、かなり隔絶した環境で宇宙創世・万物起源についての瞑想に専念できるやもしれん。ぽっかりと仕事が空いた今日、このようなワケで500を駆って調布飛行場へと向かった。。。

 ・・・って、上の文章は全部釣りですから、そのつもりで。でも人が居ない所へ行きたいというのは事実。調布飛行場は、500を購入したての頃、良く訪れた。当時はまだターミナルビルといっても、どっかの工事現場の飯場みたいだったし、管制塔の周囲は雑草はびこる荒れ地だった。今は全く違う。ウルトラクリーンのターミナルビルには、テロを警戒してか、不自然とも思われる数の警備員が利用者に目を光らせている。あれから随分と時代が変わってしまったから、しゃーないけどね。。。

 調布飛行場に到着した時は、ちょうど13時40分発の調布→神津島便の搭乗手続きが行われているところだった。エプロンには新中央航空株式会社の「ドルニエ 228-212」型旅客機が駐機中だ。ホントウに思わず乗り込んでしまう所だった。因みに神津島までの片道運賃は、15,000円弱である。今度こそ、絶対に逃避行をしよう。杳として行方が判らなくなるような逃避行を!

調布飛行場の管制塔。モロ、逆光撮影です。

ターミナルビルに掲載されている運賃表。なんか、味があるよね、コレ。看板!って感じで妙に庶民的だ。

ターミナルビル2階にある展望ラウンジ。人っ子一人いない。。。過疎化が激しい。この展望ロビーを独り占めできるとは、何という贅沢なことであろう!

エプロンに駐機する、13時40分発神津島行き307便。機体はドルニエ 228-212。丁度搭乗手続き中だった。筆者は、飛行機は見るのは好きだが乗るのは嫌いなハズなのに、この時ばかりは、マジでそのまま乗って飛んで行きたくなったよ。

本日のお隣さん。車種はなんだろう?トヨタのマークXか何かかな?最近のクルマは、みんな同じに見えてワカラン。


東八道路を爆走する500
行きは東八道路を使った。あのバカ広い道路である。


調布飛行場への道
道路両側には街路樹が並び、新緑の季節には走っていて気持ちが良い道路である。


 以下に掲載する写真は、1999年7月、すなわち今から14年前に調布飛行場で撮影したものだ。当時の長閑な雰囲気が伝わってくると思うのだが、いかがであろうか?アメリカ同時多発テロの前、イラク戦争の前、リーマンショックの前、そして東日本大震災の前である。。。

1999年07月18日撮影。背後に、今と同じ管制塔が見える。この頃は、管制塔のすぐ傍まで大きな木が生えていた。

1999年07月18日撮影。現在のターミナルビル前の駐車場に当たる場所。ご覧のように、雑草はびこる円形の広場があるだけだった。

こちらの写真は、1999年06月06日撮影。背後に駐機中のセスナ機が見える。

1999年07月18日撮影。こんなに大きな木が、空港構内の至る所に生えていたのである。

1999年06月06日撮影。当時版「本日のお隣さん」である。おおっと!いきなり大物登場だぁ!ロールスロイス!!!これを抜くお隣さんは、おそらく無いだろう。

滅多にない機会なので、横からも撮影しますた。全長が倍半分違うよ!

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