ヤマザキマリの｢テルマエ・ロマエ｣は面白い｡映画化もされたが､こちらも原作に忠実で､楽しめた｡原作第一話で､古代ローマの建築家ルシウスが､初めて昭和の銭湯へタイムスリップするシーンがある｡そこでフルーツ牛乳をふるまわれるのであるが､その時牛乳のキャップを｢スッポン｣と開けていたのが気になってしまう､という場面がある｡

　今はどうか判らないけど､昔のミルクスタンドには､この牛乳の蓋開け器､もしくは牛乳キャップ開け､もしくは牛乳オープナーというものがあったよなぁと､懐かしく思っていた｡家でも良く使ったものだ｡ふと思いたち､今でも入手可能かどうかとオクを探してみたところ､出品されているのを発見する｡しかも､バカ安で､である｡

　ここに掲載したものは､こうして入手したものだ｡こういうのを､シンクロニシティーとでも言うのかねぇ？