筆者愛用のキーボード。左上はDATALUX社製Space Saver Keyboard MODEL MURUW。2005年6月17日製造のアメリカ製。直輸入で購入した。接続はUSB。DATALUX社製のキーボードはAT仕様の時代から使い続けていたが、USB仕様になってからキータッチが激悪くなった。コスト削減の結果であろう。右下は本コラム無題その3(2010年6月5日)で取り上げた、Apple Wireless Keyboard。


■無題その3についての補遺 (2010/08/01)

 本コラム無題その3(2010年6月5日)の補遺である。Apple Wireless Keyboardを、何かとお騒がせの「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」、通称「東芝スタック」ドライバを使用してPCに接続していた。なお、なぜ「東芝スタック」を用いていたのかと言えば、Bluetoothのドングルに添付されてきたドライバCD-ROMを、正直にインストールして使っていただけのハナシだ。ところが最近微妙に調子が悪い。日に一回はキー入力が受け付けなくなる。相性が悪いとは聞いていたものの、さすがにちょっと嫌気がさしてきた。そんな中、ノリノリで仕事していたら、突然リターンキーが連続入力状態で固まってしまい、原稿が台無しになる。キレたね!

 そもそも、本件については根本原因を解決せず、騙しだまし使っていた筆者が悪かった。使おうと思えば何となく使えるレベルの不具合だったというのも、理由の一つだろう。しかし、もうガマンできない。根本治療するしか無い。もう「東芝スタック」は使えない。速攻でアンインストールだ。で、どのドライバを使用すれば良いのか考えたのだが、原点に立ち返り、Windows XP標準のBluetooth Enumeratorを使えばいいんじゃね?という結論になる。さっそくインスコだ。

 といっても、OSに標準で入っているから簡単である。コントロールパネルからBluetoothデバイスの項目を選択し、粛々とインストールして行けば良い。ペアリングを終えて使ってみたところ、極めて調子が良い。まあ、これがアタリマエなのだが・・・念のため数日間、色々な条件の下で使用してみたが、今のところ不具合は発生していない、ってーか普通のキーボードとして立派に機能している。どうやら漸くのことで安定したドライバを見つけることができたようだ。しかし、最初からOS搭載のドライバを使えば良かったよ。灯台もと暗しとは、このことだなぁ。。。

 最後になってしまったが、Apple Wireless Keyboardの使用感について。なかなか良い。筆者は昔からキーボードには異常なこだわりを示していたが、コイツは合格以上である。タッチも良いし、何と言ってもコードレスだから置き場所が自由だ。しかも小型である。小型であることは、作業場を広く取れるので、計り知れないメリットがある。薄っぺらな外観を見ただけで、大したことはないだろうと判断してはいけないよ。

Windows XPでのBluetoothドライバのインストール。コントロールパネルから、Bluetoothデバイスを選択してインスコしよう。ただそれだけ。

インストールが終わりペアリングが完了すると、Apple Wireless Keyboardが認識される。あ、ちゃんとパスキー入れないとだめだよ。

Apple Wireless Keyboardのプロパティ画面。

Microsoft Bluetooth Enumeratorのドライバのプロパティ画面。

Microsoft Bluetooth Enumeratorの全般のプロパティ画面。

Bluetoothデバイスのハードウエア表示画面。

Bluetoothドライバファイルの詳細画面。

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