WikiReaderのパッケージ。本体、保証書、取り説、電池だけ。8GBのmicro SDは、本体内部に格納された形で出荷されている。
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■WikiReader (2010/07/19)

 ヨドバシ.comで予約を入れておいた「WikiReader」が、正式発売日の7月21日(水曜日)の前であるにもかかわらず、早々に届く。これは意外だった。まあ、早い分には文句の付けようがないけど・・・

 その内容に誤りがあるかもしれないことを承知の上で使用するのであれば、Wikipediaは非常に便利なシロモノだ。ちょっとした調べごとは、検索窓に単語を入れるだけで良い。あいまいでも候補を出してくれる。筆者も電車に乗っている時、良く携帯電話からアクセスしては暇つぶしに使っていた。

 今回の「WikiReader」は、完全オフラインで使用できるという点が非常にユニークだ。何でもかんでもインターネットの世界だが、ネットそのものに繋がらなくては話しにならない。その点、この商品は完全スタンドアロンである。トンネルの中だろうが、アラスカの山奥だろうが、サハラ砂漠であろうが、太平洋を航行中の豪華客船の上であろうが、電池さえあれば使うことができる。んじゃあ、情報のアップデートはどーすんだよ!っていう質問が当然発生するのだが、年に数回アップデートファイルをダウンするようになっているみたいだ。因みに公式サイトはここである。この商品、Akiba PC Watch7/17号にも紹介されていた。秋葉原でも販売開始されているようだ。

 使い方はカンタン。なので特にレビューすることも無いが一点だけ。液晶表示がみずらい。バックライトが無いせいと、フォントが固定されており老眼には若干辛いものがある。またフォントも一昔前の謎ぱ〜機のようなギザ文字で高級感に欠ける。値段が値段なのでしょうがないと言えばそれまでなのだが、次期バージョンでは改善してほしい点ではある。なお、理系の項目を表示させると、一部複雑な数式が表示されないものもある。なお、画像は無くテキストオンリーだ。

 何だかんだと書いたが、暇つぶしと雑学収集にはもってこいのデバイスだ!

本体裏側。電池室がある。単四乾電池2本を使用する。バックライトが無い分、電池の持ちはウルトラ良いとのことだ。
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電池室の片隅に、micro SDカードのスロットが設けられている。なぜか取り説にはこのことについての記載が一切無い。標準でSundisk社の8GBのmicro SDHCカードが挿入されている。情報のアップデート時は、このカードを抜き取って、専用サイトからファイルをダウンロードして格納する方式、だと思う。。。(電池室左上のシールが気になるところだ。mini USBコネクタを隠しているようにも見える・・・)
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本体上部に設けられた電源ボタン。押すと数秒後に検索画面が表示される。
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本体正面。サーチ、履歴、ランダムのボタンが並ぶ。意外と楽しいのがランダム。記事をランダムに表示するだけなのだが、自分の専門領域以外の項目が続々と出てきて飽きない。これは良い機能だね!
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画面の表示が良くわかるように、スキャナでスキャンしてみますた。これは五十音入力用検索画面。
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こちらは、アルファベット入力用検索画面。
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履歴画面。これも結構便利な機能だ。電池を抜いても残っている。
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記事表示の一例。残念ながら画像は出ない。数式は、一部記事に正常に表示されないものがあるが、大体大丈夫のようだ。この辺りは今後のファームの作り込みで良くなって行くのだろう。
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