真夏のFIAT 500のエンジンルーム。暑い!!!
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■便りの無いのは・・・ (2009/07/25)

 そういえば最近、退廃的互換機趣味に没頭しすぎる余り、フィアット500について全く触れていなかった。「便りの無いのは良い便り」と言われているように、我が家の500は至って調子が良い。ホントウに調子が良い。だから全くトラブルが無く、従って敢えて取り上げるようなイベントも無かったというのが実情である。

 調子が良いからといって、決して気を抜いて運転しているワケでは無い。1971年製造の旧車であるからして、始業点検はそれこそ神経質なくらい行う。特にオイル、ブレーキ、灯火、それにタイヤの状態は、毎回しっかりと確認する。運転も決して無理はしない。もっとも筆者はこのクルマを下駄代わりに使う程度なので、それほど過酷な環境で運転しておらず、もっぱら近所のスーパーに行く程度である。クルマの負荷としては極めて軽い方であろう。

 クーラー、エアコンの類に縁のない500にとって、やはり夏は辛い。どうしても乗る機会が少なくなってしまう。そんな中、早朝まだ涼しい時間に、クルマを転がすのは気持ち良い。オールペンを施して早2年になろうとしているが、細かいキズは多数付いたものの、全体としてはまだまだ新車のようである。早く涼風の吹く季節にならないかなと切望する筆者なのであった。

 アップした動画は、500のコールドスタート時を撮影したものである。起動のさせ方は、筆者流の奥義、なんて大したものでは無いが、一応一発で始動できるようになった。動画の途中、メーターを手で叩いているが、こうしないとフュエルメーターが上がって来ないための処置。このクルマも、入手してから早10年である。来年は11年目の車検が控えている。最近、シトロエンの2CVがホスィ!とマジで思ってはみたものの、所詮一人で構うことができるクルマはただ一台。やはり500が基本である、と今のところは抑えている。2CVは、そのうち誰かに乗せてもらう程度で十分だ。しかしやっぱり、500と2CVとを並べて置きたいという夢はある。元ネタは言わずもがな、であろう・・・

オールペンからもうそろそろ2年が経過しようとしている筆者の500。細かいキズは多数付いてしまったが、全く気にしてない。クルマは使ってナンボ。キズは勲章のようなものである。

夏の季節には、このエンジンフード上開きグッズが大活躍する。エンジンルーム内の熱気を効率良く外に出してくれるので、パーコレーション等の現象が起きにくい。しかし、筆者の500は、オーバーホール以降は、あえて上開きにしなくても、真夏にパーコレーションを起こしたことは無い。

エンジンフード上開きの状態での後ろ姿。



動画1.500のコールドスタート時の模様。エンジンが暖まっていれば、こんなことしなくても、レバー一発ですんなりかかる。やっぱり毎日動かしていると、絶好調だ。一週間置くと、セル2発は必要になる。
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