ナショナルのラジオ付懐中電灯 外観 #1
ちょっと見えにくいが、ライトのON/OFFは、取っ手の下にあるプラスチックのレバーで行う。木製の取っ手がオシャレな逸品!


■ナショナルのラジオ付懐中電灯 (2005/12/04)

 部屋の中を整理していたら、こんなモンが出てきた。おそらく昭和40年代製造と思われる、ナショナルの「ラジオ付懐中電灯」である。なんとも野暮ったく、それでいて丸みのあるレトロな製品だ。正確な製造年は不明。どなたかご存じの方がおられたら、教えてください。(話しは逸れるがこのページ、意外と変人諸子に読まれているようで、色々な方からメールを頂いておりまつ・・・)
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 閑話休題。この製品は、AMラジオと懐中電灯が合体したもので、現代の災害用品のハシリとも言える。構造は極めて単純で、単にラジオと懐中電灯を正直に合体させただけ、というおおらかなもの。取っ手の部分が木で出来ているところが、脱力系といったところか・・・

 懐中電灯部分は単一乾電池3本、ラジオ部分は006P乾電池1個で駆動する。ラジオと懐中電灯は真ん中から完全に二分割できる仕組み。背面にはスピーカーが設けられているのだが、防水処理がプァ〜極まりないので、激しい雨の中では故障の危険性がある。周波数表示が「サイクル」ではなく「ヘルツ」であることから察するに、そう昔の製品ではなさそうな雰囲気だ。別にどうというコトも無い製品なんだけど、こういうのって好きだなぁ〜〜〜。。。
ヽ(´ー`)ノ

【追伸】
その後のWEB調査により、この商品は松下電器産業株式会社が、自社製乾電池生産50周年を記念して発売した「ナショナル・スーパー・ハンドランプ ラジオ付き A型50 FF-50」という製品であることが判明しました。う〜む、記念モデルとは気が付かなかったyo!

ナショナルのラジオ付懐中電灯 外観 #2
背面にスピーカーが付いている。右側面上のダイアルは同調用、下のダイアルはON/OFFスイッチとボリューム用。


ラジオ付懐中電灯 背面
ルーバーの奥にスピーカーが収まる。右下の端子はイヤホン用。


同調ダイアル部分のアップ
ラジオはAM専用で、単位は「kHz」表示。下にあるダイアルは、ON/OFFスイッチとボリューム用。


内部構造
上部にあるネジをゆるめると、本体はこのようにガバっと二分割される。ラジオ部分は006P乾電池で、ランプ部分は単一乾電池で駆動する。わかりやすい!


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