パイオニアのLD/CDコンパチブルプレーヤー、CLD-R5外箱
AV機器製品を購入するのは、実に久しぶりだ!記念に箱まで撮影しちまっただよ・・・
ヽ(´ー`)ノ


■何をいまさらレーザーディスク! (2005/09/20)

 唐突であるが、突然レーザーディスク、即ちLDを見たくなった!筆者は、パソコンを趣味とする前は、自他共に認めるAVマニアであった。1980年代の頃だ。βやVHS、8mmといった各種フォーマットのビデオデッキを、8入力マトリクス切り替え方式のAVセレクターで接続しては、遊んでいたものだ。当然、LDやVHDも嗜んだ。LDに至っては、一時期1,000枚程度を所有していたものだが、その後興味の中心がパソコンに移るに伴い、そのほとんどを売却処分してしまった。しかし、カルトやレアな作品は残しておいたのである。その数、現在ではおそらく200枚前後であろう。今となっては、LDメディアを知らない、触ったことも無いという世代も多い。(因みに、筆者宅にはRCA社のビデオ2000ディスクなんてのも残ってたりして、これはもう、博物館かどこかに寄贈した方がよさそうだ。。。)
(´ヘ`;)

 ところで、DVD全盛の現代でも、なぜかDVD化されない作品は結構多い。VHSやLDでは発売されていたものの、DVDにならないというのも、おかしなハナシだ。「マックス・ヘッドルーム・シリーズ」「天使」「ハードウェア」「リオの男」「1984」「タイム・トンネル・シリーズ」「ロンドン指令X」といった作品は、日本ではDVDで発売されていない。(しかし、今時ロンドン指令Xを知ってるヤツって、いったい何人いるんだろうか??)また「ヘルレイザー・シリーズ」も、かつてDVD化されたことはあったが、現在では絶版である。「ツィンピークス」に至っては、LDでは全話リリースされていたものの、DVDではファースト・シーズンのみ発売となり、その後無期延期になってしまったという惨さである。。。なんでやねん?
ヽ(`Д´) ノ

 というわけで、LDでリリースされ、未だDVD化されていない作品を再度見るべく、LDプレーヤーを購入したという次第だ。もちろん、以前もLDプレーヤーを使ってたが、1台はお亡くなりになり、1台は友人にあげてしまったので、現在手元には無い。プレーヤー自体が市場から消える前に、ここは一念奮起し、ちゃんとした製品を買っておこうと決心したのだ。
ヽ(´ー`)ノ

 さすがLDの生みの親、パイオニアである。まだ立派に現役製品を製造、販売している。そのうち、最も価格が安かったのが、コレ。CLD-R5である。安いっつってもアータ、ヨドバシで41,700円でつよ!こりゃ、大変な価格だよ!よっぽど好きじゃなくちゃ、やってらんねえよ!わかってくださいよ!!の世界だね。。。まあ、この趣味はある意味、CD全盛の現代にあって、LPレコードを聴くのに似たところがある。
( ̄〜 ̄)

パイオニアのLD/CDコンパチプレーヤー「CLD-R5」
さすがLDの生みの親パイオニアである!まだ現役で新品のLDプレーヤーを製造している。但し、量が全く出ないので、価格は高い!高杉である。。。
ヽ(`Д´) ノ

パイオニアのLD/CDコンパチプレーヤー「CLD-R5」背面
以前の製品と比較し、大変軽くて取り扱いが楽になっている。

 さすがにLDプレーヤ最終設計製品だけあり、軽いし操作性も良いし、スピードも超速い。昔のLDプレーヤーを想像していたが、随分と進歩していたものだ。しかし、デカイ!でかすぎる!!まあ30cmの円盤を高速回転する装置だからして、しょうがないと言えばそれまでだけど。起動時の、あの「ビュイイイイ〜〜ン」とディスクが回転する音が、昔のミニコンの、通称「脱水槽」式ハードディスクユニットのようで、これまた何とも懐かしい!いいねぇ〜〜〜、こういうのも。。。
(´ー`)у-〜

(因みに、筐体裏面には1999年との刻印があった。組み立てはもっと後だろうと思われるが、基本的な部品は、1999年製造を最後に、それ以降は在庫品で対応しているのだろうと思われる。)

合掌!

背面の端子板
S端子、コンポジット端子、共に2系統用意されている。他にも、光ディジタル出力やコントロール出力端子も搭載されている。

ディスクトレイ
LD/CDコンパチブルプレーヤーであるため、ディスクトレイは各種フォーマットに対応するため、多数のガイドプレスが施されている。8cmCD、12cmCD、20cmLDシングル、そして30cmLDの4フォーマット対応。

トレイにLDを乗せたところ
当時、この虹色に輝く円盤に、未来を見たものだった。今となっては、こんなにデカいメディアで、両面2時間しか記録できないという、ある意味アリエネー仕様となってしまっている。因みに、トレイに搭載しているディスクは、押井 守監督作品「紅い眼鏡」。これはDVD化されているものの、LDの方もちょっと貴重な存在だ。

前面のFIP表示
前面に設けられたFIP表示には、A/B面、チャプタ番号、時間、フレーム数等が表示される。



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