玄人指向、別名クロシコのPCIグラボ、RD925-LP128 外箱
AGP、PCI Express全盛の今、PCIのグラボは選択の余地が少ない。これはGPUにATIのRadeon9250を使用したPCIのグラボ。搭載メモリ128MB。


■DELLの鯖(サーバ)
  SC420のセットアップ (その2) (2005/07/06)

 基本的な動作とセットアップが終了した、激安鯖、DELL SC420であるが、やはりメインマシンとして使用するにはグラフィックが余りにもプァ〜だ。前回、押入より発掘した太古のビデオカード、nVIDIAのGeForce2 MX-400 PCIを入れてみた。画質は満足行くものであり、通常の使用では速度的にも全く問題無いレベルだったのだが、ベンチマークテストを実施して、余りの低さに「超脱力」するに至る・・・
ヽ(`Д´) ノ
3DMark03で108だもんなぁ・・・こりゃ、思わず「トコロテンのまね〜〜」とか言って倒れてしまうよ、全く。(出展:くまのプ〜太郎)

 で、もう少しビデオをパワーアップすべく、そこそこのPCI ビデオカードを購入しに出かけてきた。AGPとPCI Express全盛の現在にあって、PCIのグラボ自体選択の余地がほどんど無いほど少なくなってきている。ゴールドポイントカードに蓄えが若干あったので、外れてもまあイイかな?という感じで、ヨドバシカメラにて「玄人指向」俗称「クロシコ」のグラフィックカード、RD925-LP128Cを購入してくる。少なくとも3年前のnVIDIA GeForce2 MX-400よりは若干マシになるであろうと期待していた。

 テストしてみると、問題無く認識され、オンボードのビデオと共にマルチモニタ環境で使用できる。速度もそこそこだと思うのだが、画質が・・・!
ヽ(`Д´) ノ
筆者のマシン特有なのかどうかはワカランが、とにかくノイジーで好みに合わないのである。こればかりは個人の嗜好なのでどうしようもないのだが。。。また、まれに「メモリがどーのこーの」といった警告ダイアログが出る時もある。あんま、相性良くないのかどうなのか、ドライバを最新のものにすれば解決できるのかどうなのか、詳細は不明であるが、とにかく一番の画質が気にくわないということで、あっさりとお蔵入りになってしもうた。。。このカード、そのうちオクにでも出すことにしよう。
ヽ(´ー`)ノ

RD925_LP128C ボード本体
コアクロック240MHz、メモリクロック400MHzのRadeon9250を搭載。


RD925_LP128C ボードI/Fコネクタ
DVIコネクタ、S-Videoコネクタ、モニタコネクタを搭載している。


 ところで、DELL SC420のオンボードのみでそこそこ使いたいという方には、大変強力なドライバがあることがわかった。グーグルでググっててハケーンしたのだが、その名も「神ドライバ」と言う!をを、いかにもスゴそうな名称だ!
ヽ(´ー`)ノ
この辺りの情報については、ドライバ開発者が運営されている「DELL SC420安売りチラシの裏」というBBSにて活発に情報交換が行われているので、オンボードビデオを活用したいという方には必見である!

 なお、この神ドライバであるが、正式名称は「SoftGMA Enabler」と言い、E7221チップセットを使用したマシン上で915G用ビデオドライバを有効化するという機能を持つものだ。DELLのチップセットはintelの7221であることは前にも触れたが、どうも中身は915Gとそう変わらないようである。しかし、ここまで解析されている人がいるとは、驚きである!

 試しに筆者マシンでもインストールしてみた。導入は簡単で、SoftGMA Enablerのinfファイルをマウスで右クリックして「インストール」を選択、その後再起動をかける。「新しいハードウェアの検索ウィザード」が起動するのでキャンセルしといて、intelのサイトからダウンロードしてきた915G用のビデオドライバ、win2k_xp1412.exeをマシンにインストールして再起動をかければ良い。ここで要注意なのは、インストール後の最初の起動時にのみ、F8を押してVGA互換モードを選択しておくこと。でないと、真っ黒な画面しか出てこない場合がある。導入後はCtrl+Alt+F12キーがディスプレイドライバを呼び出すキーになっているので、解像度を適宜設定すれば完了である。その他の各種設定も、ここからできる。

 別途グラフィックボードを導入することなくSC420を使用したい方にとっては、福音となるドライバであると思う。

ヽ(´ー`)ノ


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