PDA Keyboard Proの外観

■PDA用のキーボード (1999/12/03)

●1999年12月03日(金曜日)
 会社の帰りに秋葉原に立ちより、若松通商でPDA専用キーボードなるものを購入する。このキーボード、もともと Palm Pilot用として発売されているものなのだが、メーリングリストを読んでいたらHP200LXでも使用できることを発見、さっそく購入することに決めた。品名は下記の通り。

 ・製品名:TP−K99WP−BK PDA Keyboard Pro
 ・販売元:株式会社テックパーツ
 ・住 所:〒113-0034 東京都文京区湯島3−14−2
 ・URL:http://www.tecparts.ab.psiweb.com/

 若松通商では、「HP200LXで動作確認済み」として7,980円で販売されていた。余談であるがHP200LXはいよいよもって在庫が無くなってきたようだ。若松でも価格表が引っ込められていた。予備用としてもう一台購入しておいた方が良いかもしれないな。。。


PDA Keyboard Proの裏面とバッテリーボックス

PDA Keyboard ProのI/Fコネクタ。シリアル接続である。

HP200LXにPDA Keyboard Proを接続する。

 このキーボードの特徴は、キーボードの駆動用に単4乾電池3本を内蔵することであろう。キーボード本体電源を持っていることにより、PDA本体のバッテリーを消費することが無い。キーボード電源のオン・オフは本体側面のマイクロスイッチで行うが、現状オンなのかオフなのかが判別しずらい。

HP200LXでの使用方法は簡単で、キーボードを接続した後、ドライバソフトを常駐させればOKだ。速度的にもまったく問題無く使用することができる。Newtonキーボードを接続する場合には専用のケーブルを自作する必要があったが、このPDA Keyboard ProならばHP純正のケーブルが使えるため便利である。


常用しているHP200LXの底面に貼られた改造シール

 ところで、筆者のHP200LXは、発売とほぼ同時にゲットした超初期型だ。当然のことながら倍速化処理を行い、内蔵メモリは4MBに拡張してある。メモリ拡張キットは5MB版を用いているのだが、筆者のマシンのように超初期型の200LXは、残念ながら4MBまでしか認識させることができないのだ。マシンの底面には、数々の改造が施されたことを示すシールが貼られている。

 さて、今回キーボードドライバソフトをインストールしている最中、筆者の不注意により、HP200LX本体内蔵メモリを飛ばしてしまった。ハードリセットをかけた後は、RAMディスクの内容を消去するか否かと聞いてくるのであるが、ここで誤ってYESを押してしてしまったのである。バックアップは他のマシンに取ってあったものの、最近導入したDOSPPPを使用したインターネット接続環境はバックアップされたおらず、再構築しなくてはならなくなってしまった。トホホである。

【2014年の追記】
1995年頃からずっと、筆者はメインのPDAとしてHP200LXを使ってきた。遊びで数々の謎ぱー機に手を染めてきたのではあるが、やはり仕事で使うには、きちんとしたメーカー製品でないと信頼性が得られない。出勤日も休日も、常にHP200LXを持っていた。1996年にトルコを訪問した際にも、同行したPDAはHP200LXだった。その後、1999年末にHP社が正式に200LXの製造・販売を止めるアナウンスを出したのを機に、バックアップ用のマシンを購入することになる。




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