500の運転席。

■500の撮影&買い出し (1999/04/04)

 ●1999 年04 月04 日(日曜日)
 一週間ぶりに500が修理から戻ってきた。やはり自宅のカーポートが空っぽというのは寂しいものだ。午前中は明るい曇りで撮影向きの天気となったため、500各部の写真撮影を行う。

 本来ならばHPに掲載する紹介用写真は、京王多摩センターの広大な駐車場で行うのが恒例なのだが、今回は時間が無いことと、多摩センターのような遠方までまだ行く覚悟ができていないため、自宅カーポートで撮影を行なう。外観はともかく、内装の撮影は500の室内が非常に狭いため、困難を極める。撮影の後、調子を見るために近所のスーパーまで買い出しに出かけた。


自宅カーポートで500の写真撮影を行う。


ブレーキフルードタンク(手前)とヒューズボックス(奧)。

フロントラゲッジオープンレバーと後付けのスイッチ(ハザードランプ&バックランプ)。


運転席と助手席との間にあるレバー類。チョークレバーとイグニッションレバー。



 スーパー駐車場では、普通車の横に並べて駐車したのであるが、ご覧の通り、冗談みたいに小さい。左隣のブルーの車(勝手にモデルにしちゃってスイマセン)と比べると、小ささが良くわかる。長さなんか、普通車の半分くらいなんじゃないかと思ってしまう。これなら駐車場一台分のスペースで2台の500を直列に駐車することも可能だなとうなずいてしまった。(実際にやってるのを見たことがあるが・・・・)

 近所を走ってみたが、ブレーキの軋み音は見事に無くなった。またベアリングにグリスを塗ったせいか、走行中に左後方から聞こえていた、タイヤが一回転するたびに一度発生する「シュ!」っという擦るような音が、ほとんど聞こえなくなった。ホイールベアリングであるが、交換予定となっていたのだが、まだ部品が入荷してこないためとりあえず現状で我慢する。今日のような穏やかな日は、オープントップを開けて桜の木の下を走ると気持ち良い。車内にいながらにして花見ができるのだ!

 ところで、スーパー駐車場でエンジン始動に失敗する。イグニッションレバーを戻すタイミングが早すぎたためか、ブスブスとくすぶってしまった。掛け直したらすぐに起動したのであるが、この時エンジンオイルがキャブまで回ってしまったようで、走行中にオイルが燃焼し白い煙を出してしまった。これはすぐに収まったのだが、帰ってからエンジンフードを開けると、おそらくその時に吹いたと思われるエンジンオイルがエンジンフード内側に付着していた。まあ、たいしたことは無いであろうということで、イタリア的楽天主義に従い、見なかったことにする。


スーパーの駐車場で、普通のクルマと並んで撮影。

 話しは変わるが、今日は吉祥寺パルコの地下一階にある三鷹楽器店で、かねてより目を付けていたコロムビア製ポータブルレコードプレーヤーを購入してきた。最近実家を整理していたら、昭和30年〜40年頃のレコードが大量に出てきたので、これをまた聞いてみようと思っていたのであるが、あいにくと手軽に聞くことができる環境が無い。(まあ、CD全盛時代であるからして、致し方ないのではあるが。)そんな時、このレコードプレーヤを発見した。

 レトロで安っぽい外観も気に入ったのだが、何よりも11,600円という低価格が購入に踏み切らせた。本来なら2週間くらい前の週末に購入する予定であったのだが、同じようなことを考える輩もいるようで、売り切れてしまった。新品の商品であるため、再入荷するのを待って購入する。しかし、このような商品を新品で供給し続けている日本コロムビアはエライ!またドーナツ盤でも収集したくなってくるような逸品だ。ちなみに型番は「MODEL GP-3」である。

 音質であるが、モノラルなのは当然として「思ったより良い」というのが感想である。ちっちゃなスピーカーで鳴らしているわりには、なかなかである。なお、17cm盤までなら壁につるしても演奏可能で、場所を取らない設計になっている。


コロムビア製ポータブルプレーヤー。

レコードプレーヤーの替え針(サファイヤ針)。



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