■1994年07月号:Funky Goods in 秋葉原 第4回
ジャンクでつくるIBM PC/XT <その3>
(PP106〜108掲載)
Funky Goods in 秋葉原、連載の第4回目。ジャンクでつくるIBM PC/XTシ
リーズ の3回目である。前回、20MBのST-225 HDD を接続したXTマシンだっ
たが、今回はIDEハードディスクの接続に挑戦する。もともとIDEはATバス用
に作られたインターフェスであるが、今回は60$で購入したJDR社製の8-BIT
IDEコントローラカード、MCT-IDE-8を使用して、XTバスにIDEドライブを接
続させた。なお、使用したIDEHDDは、コナー社製80MBドライブ、CP30084。
このドライブは、まだHDDが高価であった当時、秋葉原のT・ZONEにて9,800
円で大量に出回っていたものである。
次に、VGAカードを接続した。IBM PC/XTは、もともとMDAを使用していた
が、今回は、XTバスでも使用可能なDFI社製ビデオカード、VG-7000を用いて
XTマシンでもVGAを表示させた。なお、このビデオカードは、ビデオチップ
にOAK社製VGAチップ、OTI-062を使用している。
外形が整ったところで、湘南通商で見かけたXT純正ケースにボード類を格
納した。ベンチマークテストも実施したが、処理速度は初代PC-9801の0.91
倍、VGA グラフィックスのベンチマークテストとして有名だった3DBENCHの
値は、たったの0.5であった。
この号での本誌特集記事は、「HP派とTP派のための移動体通信入門」
で、モバイルコンピューティングの入門記事であった。(もっとも本誌上で
はモービルコンピューティングと記載されており、このあたりに時代を感じ
させる。)ここでは、PHS試作機の写真や、アナログムーバによる1200bpsで
のパソコン通信等が掲載されていた。ニュースとしては、Microsoftが次期
Windows であるChicagoを秋にリリースすると発表した。また、Amigaで有名
なCommodore 社が倒産した。miga を持っている筆者としては、今後が非常
に心配になったのだが、97年現在でも、まだAmigaショップは健在である。
Megaherz 社のXJAC 14400 bps が国内で発売されはじめてきた。CD-ROMドラ
イブも、倍速の時代から、ようやく4倍速に入ってきた。本誌記事では、
PC-9801VM のケースと電源を使用したIBM PC/AT互換機制作記事が掲載され
非常にユニークで面白かった。
・1994年07月号 Page1(P106)
・1994年07月号 Page2(P107)
・1994年07月号 Page3(P108)
(補記)
これを書いている2003年夏、Amigaショップのほとんどは倒産または閉店に追い
込まれ、Amiga趣味は遠い昔の記憶の一部として追いやられてしまったように思え
てくる。全ての人が同じプラットフォームで同じOSを使用する時代になってしまっ
た。そこには個性も趣味も何も無い・・・・・