新生Club 656について


 Honda BEAT Club 656は、1998年6月26日に、3名の会員によりスタートしました。当時、BEATクラブのWEBページは、どれも若い年齢層をターゲットにしたものが多く、我々のような中年男たちにとっては、入会するには若干抵抗を感じるものばかりでした。そんな中で、ほぼ同じ年代の中年オヤジが集まって作成したページ、それがClub 656だったのです。

 Club 656の名称やページ制作、サーバ管理等は、全て波多利朗が担当していました。コンテンツページは全て筆者が暇な時にコツコツと制作したものですし、サーバ利用料も全て筆者が個人で負担していました。クラブ運営にあたっては、筆者は会員さんから、いかなる金銭的な支援も受けておりませんでした。クラブ発足時のポリシーは、とにかくさっぱりとしてクールなデザインのページを作成し、大人の雰囲気を出そうということでした。周りのクラブが、月数回のオフミや走行会を熱心に開催したり、会員獲得や相互リンクにやっきになっている中、我が道を行くではありませんが、とにかく自分たちだけで満足できるスペースを作って行きたかったのです。

 波多が思うに、ほとんどの社会人は日々の業務で精神的に大変窮屈な生活をしているわけです。オフの日くらい、自由気ままに、誰に気を使うこともなく楽しみたいと、誰しもそう思うはずです。そんなわけで、このクラブだけは、日常のしがらみから逃れ、商売とも無縁のスペースにしたいという思いがあったのです。

 ところが、そういった思惑とは裏腹に、Club 656も会員数が増加の一途を辿るにつれ、発足当時のこぢんまりとした雰囲気が無くなり、いわゆる様々な「しがらみ」が発生してきました。このままでは、発足当時の自由な雰囲気が保てなくなると感じたため、面倒臭くなった管理人は、究極の手段として、一度ページを完全にリセットすることにしたのです。

 こうして一度閉鎖された後に再出発したのが、このClub 656です。私的ページと題している通り、今回のClub 656は、会員制のコミュニティとは異なり、筆者個人の趣味ページの延長として制作しています。共同運営者として、発足当時の友人であるRandy氏を招き、BEATに限らず様々な趣味の情報発信をしようと考えています。会員を増やそうとかリンクを多く貼ろうとか、いわゆる一般的なクラブページが目標としていることは、ここでは一切行いません。掲示板は、半分ブログのような感じで公開しています。本来であれば、ページ名称も変えてしまった方が、誤解も招かず良いのかもしれませんが、Club 656は波多利朗が命名しており、かなりの思い入れがありますので、そのまま使用することにしました。アホな中年オヤジたちが、おバカなことをやっているのを、暇つぶし程度にご覧になって頂ければと思っています。


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